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チリ切れ

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チリ切れのイメージ

木枠と壁材の取り合い部分を「散り際」と言い、そこに隙間ができること。木の伸縮や経年劣化、地震などでの建物の揺れなどが原因とされている。
予防処置としては シーリング材 を木部と壁材との間に クッション材 として挟む方法がありますが、一般的には行わないことが多い。補修方法としては「タッチアップ材」「ジョイントコーク」などをチリ切れした箇所に充填する方法などがある。

* シーリング を コーキング とも呼ぶこともある。

KABE-DAN - point of view –

チリ切れは「出隅」にも「入隅」にも発生します。また前提として塗り材に木材の様に異なる性質の接合部分は大小問わずチリ切れは起きるものです。加えて、材質の違いだけなく、振動や乾燥によってチリ切れが起きる場合もあります。
前職で若い時分に良くチリ切れの対応をやっていました。最初は施主さんに分かりやすい説明が出来ず、先輩から「このバカモノ」と言われていましたが、段々対応に慣れてきて社内でもチリ切れの対応が一番上手くなりました。
とはいえ、このチリ切れ対応の特殊能力が発揮されない事を日々祈るばかりです(笑)

チリ切れは箇所が小さければセルフメンテナンスもおすすめです。
ホームセンターで「養生 テープ」と「ボンドコーク」を買ってきてDIYで補修ができます。
ただし、色合わせが難しい部分もあるので、その場合はやはりプロに相談になるかも知れません。