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進化系レンガで外壁も庭もグッとおしゃれに!レンガの活用方法を知ると外壁や外構の選択肢も変わってくる。

圧倒的なおしゃれ感。増えてきたレンガ外壁の需要、以前と何が変わったか?

街を歩いていると素敵な レンガ外壁 の住宅を目にする機会が増えてきました。 レンガ 自体は6000年前からある外壁の工法ですが、近年、徐々に進化を遂げてきました。そこで今回はレンガ外壁のトレンドについてご紹介したいと思います。

重厚なレンガ造りの外壁は洋風の住宅好きの方からすると昔から憧れの存在でした。しかし一方でレンガ外壁ならではの問題点というのも少なからずありました。簡単に整理すると以下の表の様になります。 

評価 備考
価格  サイディングモルタル など一般的な外壁と比較すると工賃は高めです。 坪単価でいうと100万円くらいが相場です。
耐火・防火 レンガは高い防火性を要しています。 製鉄、瀬戸物などの焼き窯もレンガですし、ピザ窯などもレンガ出来ているものがあります。 800~1000℃の火炎放射を20分以上受けても温度上昇を9割カットできるレンガなども製品化されています。
耐震性 耐震性に関しては2つの考え方があります。 建物の重量を軽くして柳のようなしなやかにして地震に耐える方法と、建物の重量を重く固い素材を使って剛体として耐える方法です。 レンガ外壁は後者であり、剛体としての堅固性は最高レベルにあります。
耐久性 レンガ外壁は焼き物ですから、耐久性は永続的です。 100年以上経過したレンガも珍しくなく、 アンティークレンガ として流通しており、とても人気があります。
メンテナンス 耐久性がとても高いのでメンテナンスはほぼ不要です。 塗料や保護材も不要なので環境にも優しいエコな外壁と言えます。 またメンテナンス費用が掛からないので初期投資は高めですが長い目で見れば割安という事も。
蓄熱性 レンガは 蓄熱性 が高いので「夏暑く、冬寒い」という意見が見られますがこれはあまり根拠がないと考えて良いでしょう。 全く同じ条件の家はありませんし、リフォームでもしない限り、レンガとそれ以外の外壁を比較する事は難しいです。 暑さ寒さは日照量や風通し、どんな断熱材を使用しているか等、蓄熱以外の要素も関係するのでどの外壁を選択するかは、総合的な判断が必要になります。
リフォーム × 上記の通りレンガ外壁は良い面が多いですが残念ながらリフォームのし易さという点においては他の外壁に劣ります。 とはいえ非常に高い耐久性を誇るレンガ外壁ですから、そもそもリフォームの必要性があまりないと考える事もできます。

レンガは外壁材として圧倒的な 防火性能 を持っている。

レンガは メンテナンスフリー な点も魅力のひとつ。 

また最近は従来の湿式工法だけでなく乾式工法も増えてきました。湿式と乾式の違いについては以下に整理してみました。

 湿式工法 

従来工法でレンガと モルタル を積み上げる工法。質実剛健ですがモルタルが乾燥して完成なので工期はやや掛かります。

 乾式工法 

 躯体 に固定した金属に専用のレンガをはめていく工法です。乾燥を待たないので工期が短い特徴があります。組合せて柄を作ったり、透かし積みをしたり高いデザイン性で近年人気が出てきました。

透かし積みで独特の空間を演出

こうして改めて整理してみる「レンガ外壁なんて古臭い」と思われていた方も、色んな選択肢が出てきたことが分かると思います。お洒落で耐久性の高い外壁の実現性を高めてくれるレンガですがでは実際にどういう選び方をしたらよいのでしょうか?

見た目のおしゃれ感だけでない、進化したレンガ外壁の選び方を考察してみる

建売住宅はまず除外するとして「注文住宅」においては、近年やや高級志向になってきています。少し前までは外壁は安ければ良いという風潮でしたが、SDGsなど環境への配慮の高まりから、耐久性が高くメンテナンスフリーなレンガ外壁に注目が集まって来ているのも必然な気がします。

さて、では実際にレンガ外壁の住宅を選ぶとしたらどんな選択肢があって何を重視したら良いかを以下では少し整理していきます。

1.高コストでも、とにかく耐久性とメンテナンス性を重視したい場合

従来の湿式工法が第一選択になってきます。初期投資と工期日数はかかりますが重厚でメンテナンスフリーの外壁を得る事が出来ます。ただし、リフォーム時に変化を付けにくい事がデメリットとしてあるのでよりシンプルで飽きの来ないデザインが求められます。また同様に街の景観として違和感が無いかという点も考慮に入れると良いでしょう。

2.コストは中くらい、デザイン性を重視したい場合

新しい乾式工法が第一選択です。従来よりも工期日数が短い関係で低コストが見込めます。レンガのサイズや色に変化をつけて高いデザイン性を楽しむ事が出来ます。お洒落な透かし積みも是非検討してみて下さい。

3.なるべく安く、なるべくお洒落にしたい場合

 フェイクレンガ の サイディング が第一選択です。レンガに似たセメントパネルを嵌めていく外壁です。従来のサイディングよりもパネル感がなく、レンガに似た風合いが出せます。外壁の耐久性としては15~20年とされており、メンテナンスが必要になります。

4.予算全然なし、でも何とか雰囲気だけでもという場合

外壁全体をDIYでという訳には流石にいかないので、あくまで雰囲気だけでもという前提ですが、玄関周りや内装の柱周りに スライスレンガ を貼ってみると良いでしょう。 

ネットで検索すると沢山の種類が販売されていてとても人気がある事が分かります。少し難易度はあがるかも知れませんが、スクラップのようなエイジング処理されたレンガで遊び心を楽しんでください。

普段は出っ張っていて邪魔だなと思っていた柱も、スライスレンガを貼る事で良い風合いを醸し出してくれるでしょう。

趣味がガーデニングという方なら余ったタイルを是非ガーデニングスペースにも配置してみて下さい。レンガ色で植物の緑がより映えるイメージがしませんか?

あと書き

今回は近年著しく進化したレンガ外壁について考察してみました。古いと思われていたレンガ外壁ですが環境負荷が少なく、メンテナンスフリーでありがなら様々な選択肢が増えていた事に驚かれたのでは無いでしょうか?また機能性だけでなく、街の景観という点においても重要なポイントとなるレンガ外壁をぜひ一度検討してみては如何でしょうか?

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