コンクリ調でリビングをクールに。セニベトンならリフォーム、リノベーションの可能性が広がります。
[toc]
テレビ台、棚、窓台にセニベトンを施工。備え付け家具をコンクリート調仕上げでリビングに高級感を。
いよいよ施工開始です。ベニヤ下地の状態から仕上げまでにはいろいろな工程があります。順番に紹介していきます。
完成までの大まかな工程としては(ベニヤ下地の場合)
①アク止めシーラー塗布
②下地調整材塗り
③セニベトン塗り1回目
④セニベトン塗り2~3回目
④トップコート塗り
となります。(プラスターボード下地の場合はアク止めは不要です)③の1回目塗りの時点で少しだけ模様を付けておきます。④の2~3回目を塗って押えたときに模様がうっすらとでてきます。それが最後仕上がったときにいい感じのムラになります。また、次の工程に進むためには、前工程の乾燥が条件となりますので、塗りの対象が小さな面積だとしても1日で終わらせることはできません。その分職人さんも何度か現場に足を運ばなくてはならないので、コンクリート調仕上げの価格が高めなのはそういった理由もあります。現場に扇風機を持ち込んで風を当てて乾燥時間を早めるなど、工期短縮の工夫もしています。
コンクリート調仕上げ” セニベトンハイブリッド 施工完了です。
トップコート塗りまでの工程が完了しました。工事全体としてはまだまだ進行中で、テレビ台の背面などもまだプラスターボードのままですが、最終的なな仕上がりがどうなるか楽しみです。クリーニングが完了し、工事完成後の写真は、KABE-DANのHP内「みんなのアクティビティ」にアップしたいと思います。今回の物件はテレビ台、棚などの家具に施工しましたが、壁はもちろん、床にも施工できます。リビング壁の一面塗ってアクセントにするのもおすすめです。また、メンテナンスに関してですが、例えばテーブルの天板に施工した場合など、水拭きする回数も増えると思いますので、使用状況にもよりますが、1~2年に一度はトップコートを塗った方が良いと思います。ホームセンターに売っているローラーで施工できますのでDIYでもできますよ。
施工完了 左官の技術で家具や天板などはコンクリート仕上げになります。
クリックすると拡大してご覧になれます。