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イナマサ業務店blog

サカンナいきかた

今回は「内装、外壁や床をきれいに仕上げる為に必要な下地」について解説していきます。 綺麗で長持ちする住宅にこだわるなら、素材だけでなく、(こて)の特徴について理解しておくと、理想の住宅づくりの際の参考になると思います。

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玄関など床を綺麗に仕上げるにはこれが絶対に必要です。

今回は面付き鏝と切付け鏝を使った勝手口のモルタル施工動画です。

最近は広い土間のあるの「玄関」が増えてきています。

木鏝

「木鏝」の材質は様々

下地が大事、メイクも化粧も左官の壁も今日
は木鏝(きごて)です。
壁をきれいに見せるためには、下地が重要になります。下地をきれいに作るために木鏝(きごて)を使用します下地がいいと仕上げ材の接着が良くなり剥がれてくることはありません。僕は化粧はしませんがメイクも化粧も下地作りが大切ですね。
仕上げをきれいにするために平らにするために床や壁の下地には欠かせません

木鏝

木製、プラスチック、FRP、アルミ

形状は普通のコテですが木やプラスチック製でできています。昔は木のみでしたが、今ではプラスチックFRPアルミ等いろいろな材質のものがあります

左官屋タイル工事は下地が重要になりますその下地の施工に木鏝(きごて)を使います。
通常の木鏝は木製、プラスチック、発泡、FRP、アルミ。通常下地は木製木鏝(きごて)、土間床ならプラスチック、発泡スチロールは仕上げで使います。

なぜ平らに仕上げるのか?

使い分けが大切、内装などでは木鏝(きごて)でパターンをつけるなど仕上げでも使用します 特徴は塗った後のザラザラ感ザラザラの表面になります 下地っていうのは真っ平らが望ましいんですよね なんで真っ平らにしないと材料が厚くついたり薄くついたりっていうことがあって乾きもばらつきが出るんですよ そのために下地っていうのは平らに作るんですよね、で乾きが変わってくると左官の表情っていうのはあの表情が変わってくるんですよ

どれだけ手間をかけて丁寧に施工するか

乾けば乾くほど細かくなるし乾かなければ荒っぽくなる、なんでそういうのを均一にするためにまっ平らな下地を作る なので、あの木鏝(きごて)っていうのは結構下地作りでは重要になってきますね 材料とその施工する場所にもよるんですけど玄関のタイルの下地に関して言うとスピードっていうのはそこまでいらない 材料自体がそんなに乾かないんでスピードよりも精度 どれだけ手間をかけてきれいな下地を作れるか

逆に外壁のモルタル下地とかになってくると順番に上から塗っていくんで、スピードが重要になってきますね。いかに早く綺麗に塗れるか?
そのあたりっていうのは職人さんの技量に頼る部分が大きいですね

ザラザラ感、左官用語では引きずると言います
ということで今回は
木鏝(きごて)の説明しましたが、コテの知識経験で仕上がりは無限に広がると思います
基本下地の施工で使用しますが下地がきちっとできていないと仕上げも綺麗にはできません




著者:稲熊サトシ
株式会社イナマサ業務店 代表取締役
プロフィール:父の背中を見てこの業界に入りました。左官工事歴は30年。昔ながらの材料から新しい材料にも積極的にチャレンジします。鏝を使って、現場で仕事をすることが大好きです
対応エリア:名古屋市など愛知県内全域、その他(岐阜、三重、静岡など一部)
対応できる工事:内装工事、外壁工事、漆喰珪藻土タイル洗い出しかき落とし
お薦めのデザイン:コンクリート系, フラット系, スタッコ系
備考:毎朝6時半に職人を見送ってから現場に向かいます。休日は家族で買い物するのが楽しみです。