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コンクリート調のインテリア

コンクリ調でリビングをクールに。セニベトンならリフォーム、リノベーションの可能性が広がります。

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テレビ台、棚、窓台にセニベトンを施工。備え付け家具をコンクリート調仕上げでリビングに高級感を。

以前もご紹介した、セニデコ フランス社の セニベトン ハイブリッドです。この現場は大規模改修工事になります。今回はテレビ台、棚、窓台の3ヵ所に施工します。壁に塗る場合と違い、角が多く施工には手間がかかりますが、そこは職人さんの腕の見せ所でもあり、家具などに施工すると高級感も出ますよね。色はジャスプを選択。コンクリート調 仕上げとしてはオーソドックスなグレー。その他茶色系、青色系、グリーン系などセニベトンは色も豊富で、色粉を調合する際に量の調整で同じ色でも濃いもの、薄いものを作ることも可能です。

いよいよ施工開始です。ベニヤ下地の状態から仕上げまでにはいろいろな工程があります。順番に紹介していきます。

完成までの大まかな工程としては(ベニヤ下地の場合) 
①アク止めシーラー塗布 
②下地調整材塗り 
③セニベトン塗り1回目 
④セニベトン塗り2~3回目 
④トップコート塗り
 となります。(プラスターボード下地の場合はアク止めは不要です)③の1回目塗りの時点で少しだけ模様を付けておきます。④の2~3回目を塗って押えたときに模様がうっすらとでてきます。それが最後仕上がったときにいい感じのムラになります。また、次の工程に進むためには、前工程の乾燥が条件となりますので、塗りの対象が小さな面積だとしても1日で終わらせることはできません。その分職人さんも何度か現場に足を運ばなくてはならないので、コンクリート調仕上げの価格が高めなのはそういった理由もあります。現場に扇風機を持ち込んで風を当てて乾燥時間を早めるなど、工期短縮の工夫もしています。

コンクリート調仕上げ” セニベトンハイブリッド 施工完了です。

トップコート塗りまでの工程が完了しました。工事全体としてはまだまだ進行中で、テレビ台の背面などもまだプラスターボードのままですが、最終的なな仕上がりがどうなるか楽しみです。クリーニングが完了し、工事完成後の写真は、KABE-DANのHP内「みんなのアクティビティ」にアップしたいと思います。今回の物件はテレビ台、棚などの家具に施工しましたが、壁はもちろん、床にも施工できます。リビング壁の一面塗ってアクセントにするのもおすすめです。また、メンテナンスに関してですが、例えばテーブルの天板に施工した場合など、水拭きする回数も増えると思いますので、使用状況にもよりますが、1~2年に一度はトップコートを塗った方が良いと思います。ホームセンターに売っているローラーで施工できますのでDIYでもできますよ。

施工完了 左官の技術で家具や天板などはコンクリート仕上げになります。

クリックすると拡大してご覧になれます。

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弊社では様々な種類の塗り壁材を取り扱っています。写真は店舗の庭の塀を かき落とし 仕上げにて施工中の様子です。使用材料は、富士川建材工業 の「レーヴ 外装用」です。モルタル 下地の上に施工していくのですが、間に3本の化粧目地を入れています。外壁や内装の塗り以外にも、外構の塀仕上げも施工します。




著者:間宮 秀樹
合同会社 伊良湖屋 代表
プロフィール:某自動車ディーラーの営業職を経て、2000年に株式会社川幸に入社。以降は新築、リフォーム、補修などの内外装工事に携わり2020年に独立。左官だけでなく屋根など住宅工事全般の多岐に渡る業種に精通する。
対応エリア:高浜市、碧南市、半田市、西尾市など愛知県内全域、その他(岐阜、三重など一部)
対応できる工事:漆喰珪藻土、モルタル外壁、内装工事、外構工事、屋根工事
お薦めのデザイン:コンクリート系, スタッコ系などシンプルなデザイン。
備考:週末、子供を連れて近所に釣りに行くのが趣味です。