田口が語る、外構工事裏話
外構を依頼されて施工した、田口が知っている裏話
住宅建築の裏話
外構も家を建てるのと同じ、一生に何回もない。これでイイの?って思う時がある。
当たり前だけど、建築会社さんでも、得意不得意ある。担当者がどれだけ熱心に考えてくれているか。見極めてね。
見極める?
そう見極める。 担当者に 「外構は自分の為より、家族の為を優先して考えている事。」それを、伝えたらいいよ。
例えば
・親の介護、階段よりスロープ
・車椅子が通りやすい幅
・高齢者は、階段の高さが苦手
・家族構成や、将来の不安をくみ取っれる事
・子供が初めて乗った自転車置き場
・子供の通学の為 自転車置き場
・壁や天井に、自転車を収納できる提案する外構なんかは最高だね
・子供が大きくなって自動車が増えたとき
・玄関から道路への動線
・邪魔にる柱や無駄な花壇
・後から追加できるものは、最初は設置しない
5年後 10年後を考えて 外構を語れる 人が良いよね。
簡単に決めると、後悔しそうだね
家族の節目で、外構は関わってくるよ 担当者が、どこまで先を見て 外構 に取り組んでいるかだね
建設会社の人は、外構詳しいの?
難しい質問だね・・・人による・・・会社による・・・ としか答えられないな。
天候や季節に左右されやすいし、地面の高低差、通路スロープ設定 や 樹木は枯れたりするから 面倒で嫌がる人もいる。
建築屋さんで、丸投げする会社もあるの?
中には、そんなところもあるかな? でも、田口業務店の取引のある建築会社さんではそんなことはないよ。 打ち合わせや図面作成、現場指示しっかりしてるよ。
それなら、打合せは別にする手間はあるけれど、個人が直接依頼した方が得という場合もあるのね。でもどういう業者を選んだら良いか分からないわ。
建物と外構を切り離して考える事もいいかもしれないね。
ここがポイント
ポイントを知れば、意外と簡単な外構の発注と業者選定の際に注意したい事
住宅建築の裏話
同じ金額なら、グレードの高い外構が良いよね。タイルが得意とか、天然石が得意など 業者の得意はよく吟味してね。 そこには、色や配置・バランスのセンスが出るよ。
アルミのフェンスやカーポートは、大手メーカー既製品なので、あまり比較対照じゃない。 全体のデザイン配置を、オリジナルでどこまで施工しているか?がポイントになる。
なるほど。
たしかに、産廃のマニフェストがあれば、直接施工している業者という事になるわね。
そして、二つ目は「残土処分」。外構工事の場合は今ある土を除けて、コンクリートを打ったりするので、大量の土の処分が必要になるんだけれど、これはいくつか処分ルートがあって、実はその処分のルートによって処分費用がまちまちだったりする。
近隣にあるような小さな処分場は、便利だけれど処分費用が高い、反対に大きな処分施設は遠くて運搬は大変だけれど処分費用が安い。ではここで問題、外構工事の件数を多くこなしている業者はどちらで処分すると思う。
大きな処分場だわ。
そうだね。なのでマニフェストと残土処分を確認すれば、年間どのくらい外構工事をしている業者かは推測できる訳。
知らなかったけれど、意外な事で分かるのね。
「外構工事の費用をなるべく押さえたい」という方、それから「同じ予算でグレードアップしたい」という方は調べてみる価値はあると思うよ。そして価格はもちろん大事だけれど、「デザイン的なセンスが合うか」、あとは「担当者が話しやすい人か」なども大事な要素なので、調べてみてトータルで判断できると良いよね。
分かったやってみるわ。
ここがポイント
- マニフェストと残土処分を業者選びの際は確認しよう。
- ただし価格以外の面も重要なのでトータル判断しよう。